【伊豆-001】長浜城

 
  シリーズ・静岡県の城跡  
伊豆-001 長浜城
所在地 沼津市内浦長浜
縄張形態 連郭式海城
標高(比高) 31m(30m)
現状 史跡公園
創築時期 天正7年(1579年)
築城者 北条氏(梶原備前守景宗)
改修時期
改修者
主な遺構 曲輪、堀切、虎口、櫓、腰曲輪、石積、土塁
廃城 天正18年(1590年)
【概要】天正7年の北条氏印判状に「長浜ニ船掛庭之普請」とあり、北条氏が武田氏の三枚橋城に備えた領海権確保と韮山城防衛のために築いた典型的海城。後に豊臣水軍への備えとしても機能した。発掘成果を活かした保存整備は、駿河湾と富士山の絶景もあって圧巻である!

 
長浜城二の曲輪から一の曲輪の眺め。富士山が美しい!
長浜城二の曲輪から一の曲輪の眺め。富士山が美しい!


 

長浜城縄張図(作図者:水野 茂)
長浜城縄張図(作図者:水野 茂)
二の曲輪と三の曲輪間にある虎口と跳ね橋の橋脚跡

二の曲輪と三の曲輪間にある虎口と跳ね橋の橋脚跡

二の曲輪と一の曲輪の結節部にある堀と櫓式の上り口

二の曲輪と一の曲輪の結節部にある堀と櫓式の上り口

一の曲輪に入るには櫓橋を渡る構造

一の曲輪に入るには櫓橋を渡る構造

一の曲輪から二の曲輪を見下ろす。土塁、虎口、掘立柱建物跡がよく分かる

一の曲輪から二の曲輪を見下ろす。土塁、虎口、掘立柱建物跡がよく分かる

一の曲輪の北東筋は、四段の腰曲輪で防備されている

一の曲輪の北東筋は、四段の腰曲輪で防備されている

最下段の腰曲輪から、はるか遠く三枚橋城方面を見る。水軍基地の臨場感が味わえる

最下段の腰曲輪から、はるか遠く三枚橋城方面を見る。水軍基地の臨場感が味わえる

安宅船の船着場が長浜城南西側に想定されている

安宅船の船着場が長浜城南西側に想定されている

海城特有の急崖地形から、城内への連絡は木造の階段や櫓、板橋が駆使された

海城特有の急崖地形から、城内への連絡は木造の階段や櫓、板橋が駆使された

最終更新日:2024-08-02