【駿河-001】丸子城

 
シリーズ・静岡県の城跡

駿河-001 丸子城
所在地 静岡市駿河区丸子泉ヶ谷
縄張形態 連郭式山城
標高(比高) 142m(100m)
現状 山林
創築時期 応永の頃
築城者 今川氏(城主:斎藤安元)
改修時期 永禄〜天正(武田氏)
改修者 山県昌景・八代勝永
主な遺構 武田系の丸馬出、横堀、堅堀、曲輪、土塁、虎口
廃城 天正10年(1582年)
【概要】今川氏中興期に、駿府の西防備のために創築されたが、永禄11年(1568年)12月以降は武田氏の運用となった。現在残る遺構は、天正8年(1580年)頃の対徳川家康に備えたもので、武田系の築城技術の枠を集めた縄張りが見事に保存されている。高天神城に比肩する静岡県の代表的山城。

 
東南東の山腹から見る丸子城(バイパスの向側)
東南東の山腹から見る丸子城(バイパスの向側)


 

縄張図(作図者:水野 茂)
縄張図(作図者:水野 茂)
本曲輪の桝形虎口

本曲輪の桝形虎口

本曲輪と縁辺の土塁

本曲輪と縁辺の土塁

二の曲輪と堀切

二の曲輪と堀切

北曲輪の東端にある三日月堀

北曲輪の東端にある三日月堀

高天神城と酷似する横堀ライン

高天神城と酷似する横堀ライン

横堀中央部の変形箇所(櫓台口か)

横堀中央部の変形箇所(櫓台口か)

横堀から張り出す堡塁

横堀から張り出す堡塁

武田氏の極意・丸馬出(大鑪曲輪)

武田氏の極意・丸馬出(大鑪曲輪)

最終更新日:2024-03-26