【遠江-001】三岳城

三岳城縄張図(作図者:乘松 稔)
三岳城縄張図(作図者:乘松 稔)
 シリーズ・静岡県の城跡
遠江-001 三岳城
所在地 浜松市北区引佐町三岳
縄張形態 連郭式山城
標高(比高) 467m(429m)
現状 山林・国指定史跡
創築時期 建武3年(1336年)
築城者 井伊氏(井伊道政)
改修時期 永正7年(1510年)
改修者 斯波氏、井伊氏
主な遺構 曲輪、堀切、腰曲輪、横堀(石積)
廃城 永正10年(1513年)
【概要】南北朝期に後醍醐天皇の皇子・宗良親王が遠江に入り、井伊氏に迎えられて南朝方の拠点としたが、暦応3年(1340年)に北朝方に攻められ落城した。戦国期の永正7年(1510年)に遠江守護の斯波義達が入り、駿河守護大名今川氏との抗争の地となったが、永正10年(1513年)、今川氏親の軍勢により落城した。
南方より遠望した三岳城の全景(左:本曲輪・右:東曲輪)
南方より遠望した三岳城の全景(左:本曲輪・右:東曲輪)
本曲輪からは遠州平野が一望に見渡せる

本曲輪からは遠州平野が一望に見渡せる

本曲輪西側上段の横堀ライン

本曲輪西側上段の横堀ライン

本曲輪西側下段に構えられた横堀

本曲輪西側下段に構えられた横堀

横堀の内側に技巧的に残る石積

横堀の内側に技巧的に残る石積

二の城(東曲輪)の堀切

二の城(東曲輪)の堀切

二の城(東曲輪)東端には自然石を活かした構造が(監視台か)

二の城(東曲輪)東端には自然石を活かした構造が(監視台か)

最終更新日:2024-05-20